Super Better
昨日はじめてNetでSuper Betterという言葉を知って、本のタイトルということが分かったので、今日、仕事帰りにTSUTAYA書店で購入。
「ゲームで脳機能を活性化させる」というような内容で、第一印象は、「ゲームで脳の活性化? よく言うよ。でも、ゲームは、一般的にバカになるという定説の真逆の内容。タイトルの付け方も上手いし、マーケターとしては好いセンスしていると思った。
著者のTEDを観て、「あ~、なるほど、スタンフォードのなんとか…」という、ストレス系の心理学の本を書いた著者の2冊目なのかと、翻訳本の15ページを読むまでは、勘違いをしていた。
TED: The game that can give you 10 extra years of lifeーJane McGonigal
再生時間20分。6分くらいから、本題に入ります。
https://www.ted.com/talks/jane_mcgonigal_the_game_that_can_give_you_10_extra_years_of_life
「ストレスと友達になる方法」は双子の姉のKellyだった。
https://www.youtube.com/watch?v=RcGyVTAoXEU
この本の最初に遭遇するキーワードは、「ゲームフル」という単語と、「レジリエンス」。どちらも日本人にとっては耳慣れない単語だと思う。
「ゲームフル」の意味は、アーバン・ディクショナリの説明が分かりやすかった。内容を直訳すると『ゲームをする人のマインドセット(心構え)を持つこと。ゴール達成に向かって、失敗を恐れず、前向きで積極的に取組む姿勢』とあった。
そして「レジリエンス」は抵抗力、復元力のこと。検索すると「折れない心」という意訳が上位表示される。
肝心のSuper Betterは、「すごくいい」という意味らしいが、日本語の「超・良い」と同じようなニュアンスではないかと思う。英語として一般的なのはNever Betterのほうだと思う。先日もブログで紹介しているBBCのスパイドラマ The Night Manager でヒュー・ローリーが、そういうセリフを言うシーンがあった。
http://ja.urbandictionary.com/define.php?term=gameful
SuperBetterは、スマホのアプリにもなっていると分かったので、iPhone版はダウンロードした。英語版しかないけど無料からあるので、少し使ってみた。「今日のTo Do」といった項目があって、たとえば「コップ一杯の水を飲む」とか、「ワンブロック、いつもより多く歩いてみる」、「自分をハグする」など、すぐに実行可能な行動が書かれていて、それを実行できたら得点が加算されて、心身ともに抵抗力がついてくるというような内容。単純な内容だけれど、ゲーム感覚でTo Doを習慣化させることのメリットはあると思う。継続は力なり。
SuperBetter
アングリー・バードもダウンロードして、たまに遊んでいる。
Angry Birds Free
続く。