HIPSTERってなんだろう? Merriam Webster は英語を学ぶ外人にも、優しい

英語が理解できるということは、「英語を母国語に翻訳しないで、そのまま意味が理解できる」ことだと思います。
その意味で、Merriam-Webster のオンラインは、英語を第二外国語として学ぶ世界中の人々にとっても役立つ辞書だと思います。

オンライン辞書を検索すれば、3つや4つは候補にあがると思います。そのなかで、Merriam-Websterの ”Simple Definition” の簡潔な英語センテンスに、最近になって関心しています。

僕は、Windows PCとiPhone で使っています。Webster online「 今日の単語」を、この記事の見出し画面に使いました。

WORD OF THE DAY の「subpoena」 の解説が、

A written order to appear in court

日本語に直訳すれば、「ひとつの書かれた命令、現れることを、法廷に。」= 「召喚状」ですね。日本人にも理解できるレベルの英語です。

本当に頭のいい人は、「難しい内容を、易しく表現してくれる」典型ではないかと思います。

そして、今日、僕が個人的に検索した単語が「HIPSTER」でした。

Simple Definition of hipster で、ほぼ、その正しい英語の意味が理解できました。

ただし、ヒップスターが、Websterの単語に確定された要素以外の、文化的な、時代性や極小・偏在性は、検索すれば多数でてきます。
ヒップスターは、1930-40年代のアメリカのJazzシーンが発祥地のようです。そして、現代には、メガネであったり、髭であったり、といった、どうでもいい些末な部分のサブカルチャーのスタイルでも呼ばれているようです。ヒップスターの話はここまでです。Websterの話は続きます。

Ask the editorで興味を魅かれた 地下の資料室

Websterの編集者が、辞書にまつわる話を解説している動画Ask the editorのなかで、Websterが語彙をどう管理しているかの説明動画が面白かったです。
webster-basement

backwardindexshelf

reverse
Websterの地下室に辞書に収録してある31万5000語の資料室があって、改訂された内容や、初めて辞書に登録された日付などが、小さい紙切れで保管されていて、なかでも単語の逆引き検索用のBackward Indexの資料は、単語の正しい綴りとは反対にタイプされた文字が並べられているのです。

単語の逆引き辞書は広辞苑にもありましたが、英語では一般的に韻語が、小学生レベルから行われているようです。関連語を調べることで、語彙や発音の効率的な学習が行えるからではないかと思います。

逆に単語をタイピングするだけでも非常な時間がかかるわけです。将来的にはコンピュータがタイピングするのかもしれませんが、最終校正は、きっと、あと何年かは編集者の肉眼で行うと思います。

当然デジタルでも管理されているようです。

ICTは、歴史のなかで1ページも刻んでいないし、刻む気がないのかもしれない

Websterではないのですが、一度捨てかけた、紙の辞書を、去年あたりから使っています。

タイムプルーフと言う意味では、デジタルは、わずか50-60年の歴史しかありません。

紙の歴史は2000年以上。グーテンベルグの活版印刷から500年以上(566年)。
そのくらいのスパンがないと、歴史のなかでは無に等しいと思います。

10年と持たないような、メディア(記録媒体:磁気テープ;VHS, β, オーディオカセットテープ、5inch, 3.5inch フロッピーディスク, MO ディスク,   光学メディア;CD, DVD, Blu-ray,  Flash メディア;USB メモリ…)や、OS(Windows ; 3.1, 95, XP, 7, 8, 10…  Machintosh; System 6.0.7, System 7.5, OS X, iOS  Android ;Cupcake, Donut, Eclair, Froyo, Gingerbread, Honeycomb, Ice Cream Sandwich,   Jelly Bean,    KitKat , Lollipop, Marshmallow…)をどこまで信用できるのか。

インターネットが、あと50年続く保証なども、どこにもありません。ITは、まだ歴史のなかでは、1ページすら刻んでいないと思うのです。

そして、データに刻まれた記録は、一瞬で消すことも、まったく別のコンテンツに都合よく書換えることもできるのです。インターネット、クラウド上のすべてのデータを消去・改ざんされない保証はありません。

街中の書店やレコード店が消滅している本当の意味が、何かを考えてもいいと思います。

今の世界経済は、どこにも実体のない、コンピュータの中の仮想の数字で支配されるまでに抽象化されました。世界中の銀行券とデジタル通貨量はアンバランスな比率のみで、現実と仮想がSUMで整合されることはないのです。

Merriam-Webster  since 1898
http://www.merriam-webster.com/

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