アデル専属メイクアップアーチスト＝マイケル・アシュトンによる、アデルのグラミーメイクアップ まとめ。第55回グラミー賞（2013.2.10）のアデルのメイクアップアーチストによるメイクアップ方法を、ベースから、アイメイク、口元まで、すべて紹介します。

時の経つのは早いものです。2016年のグラミーアウォードが終わりました。アデルの「All I ask」のピアノのトラブルのニュースが、ツイッターに流れていました。グランドピアノ用の集音マイクが外れて、ピアノ弦の上に落ちてしまった音響トラブルで、「Out of tune（調子外れ）」という文字には、びっくりしました……。

さて、オリジナルの英語版メイクアップガイドは以下です。日本語解説のポイントへはここからページの下へジャンプします。

RCFA（Red Carpet Fashion Awards
13.02.13 Beauty, Makeup
A View to a Kill: Adele’s Outrageous Grammy Lashes
http://www.redcarpet-fashionawards.com/2013/02/13/a-view-to-a-kill-adeles-outrageous-grammy-lashes/

アデルのすばらしきグラミーまつ毛：

「アデルのレッドカーペット用の外見を創作するにあたっては、古典的な映画や象徴的なイメージを参考にしつつも、私なりの美学で再解釈したいと思いました。仕上がりの印象は、『洗練された輝きと現代。さらに、時代を超越した清楚な優雅さを表現しています。』」とマイケル・アシュトンは語る。

マイケル・アシュトン：
アデル他、セレブの専属メイクアップ・アーチスト。
第55回グラミー賞で5年目のアデルの外見担当責任者。2016年現在もアデルの専属。

ポイント：「目に輝きとシンプルさを出すため、ツケマ着けてから、ボリュームアップにランコム イプノスター マスカラを、上下に盛る！」

これがグラミー・アデルのメイク・レシピ：　すでに改定版になっているものや、日本の正規ブランドでは取扱ってない商品もあるようです。

初めに、 完璧さは最高の準備から！

アシュトン流の完璧な撮影用肌（Perfect Picture Skin) づくりの秘密はファンデーションから

まずは、アルマーニ・マエストロ・フュージョン・ファンデーション を顔全体に、それからYSL・ラディアント・タッチを目の内側の涙腺近くと、Tゾーンや、頬などの高い面に、薄く加えて馴染ませていきます。

どんな外見に仕上げるにしても　眉は、とても重要

マイケルが使うブロウペンシルは、ランコム・クレヨン・パウダー・ブロー・ペンシル1本だけ。眉形の輪郭づくりから、塗り、眉尻の補正まで、これ1本で仕上げます。

アイシャドーは眉骨のハイライト用の最小限に抑える

アイシャドーは、目を閉じた目蓋の上の凹みから眉骨にかけて、そっと入れます。ベース用に、ランコム・カラー・デザイン・インファナイト・コンティニュアス・クリーム。立体感を加えるために、ランコム・カラー・デザイン・アイ・シャドー・パレット・イン・コーラル・クラッシュを使います。

いよいよ、このメイクのポイント。アイ・ラインとまつ毛

まずは、アイライン。メイベリン・スタジオ・ジェル・ライナー・イン・ブラックを使います。目の内側から描き始めて、目尻は目幅よりも延長させて、Look Beauty の Flirty Flick（極細描きアイライナー）で描いたようにシャープに仕上げます。

やっと、今回のポイントまで辿りつきました。目に控えめな印象のある輝きを与えるために、つけまつげを先に上まつげ全体に沿って着けてから、ランコムのイプノスター・マスカラを上下につけてボリュームを出します。

Below movie; The make-up artist, Mr. Michel Ashton appears on the first scene.

Adele – When We Were Young (The Church Studios )
https://www.youtube.com/watch?v=DDWKuo3gXMQ

Adele Past Grammy Awards
http://www.grammy.com/artist/adele

2016 Grammy
Adele Performs Stirring Rendition of ‘All I Ask’ at 2016 Grammys
http://www.billboard.com/articles/news/grammys/6875269/adele-all-i-ask-performance-grammys-2016